台風3号は予想進路より少しはずれて
あまり影響もなくほっと一安心の西表です
昨日まで台風の尾のごとく南風が吹いていましたが
今朝は一転 嘘のような無風で一日は始まりました
今日のサガリバナツアー
満月の光が沈みゆくなか出発です
薄明るい水面には
漕ぐたびに緑色の光がキラキラしています
夜光虫・・なんて幻想的な光でしょうか
川に入るとまるでピカピカの鏡の上を漕いでいるかのよう
川岸のマングローブ、漕ぐ我々、空の模様・・
すべてが川という鏡に映し出されています
進むにつれ サガリバナの姿はなくても
その甘い香りがそっと漂ってきます
そして少しづつ増えゆくサガリバナの木をたどっていくと
上流には群生地帯 見事な見事なサガリバナ
甘い香りに誘われて
我々同様に虫達の羽音がたくさん聞こえてきます
濃い香りにつつまれて
サガリバナのもとでひとやすみをしていると
しだいに
ぽとりぽとりと落ち行く可憐な花達
水に浮かぶ花を眺めてなんとなく浮かぶのは
むかし むかしの物語
じょうじょうとした哀しき琵琶の音色で始まる平家物語なのでした
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し
猛き人もついに滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ

↑
ピントも合わせられない暗さの中を先頭のライトを頼りに進みます
戻る